釣田亜佐子　染織工房　asako tsurita textile studio

たて糸がなくなり、踏み木をふんでも開口しなくなります。

かなりギリギリまで織ってしまいますが、
最後はキレイでに織れないので、
ラスト数センチは、使えない部分です。

はじめに、たて糸を巻き取る部分を『男巻き』（おまき）
織り布を巻き取る部分を『女巻き』（めまき）といいます。

たて糸にはさみを入れて、織り上がり！　完成です！！

測りながら、織っています。
織っている時のたて糸は、ピンと張った状態なので、
完成後、織り機から取り外して測ると、少し縮みます。
そして、時間をおくと、さらに縮みが出ます。

目安程度ですが、現在地点を確認しつつ進めます。

たて糸を、織り機に巻き付けたところです。

ここで、少しホッとした気持ちになる。。

そして、かすりの柄は決定したようなもので、
後戻りはできない。。　　【たてがすりの場合】

結果を確かめるように、織り作業にはいります。

このところ、括り作業が続いています。

糸の状態では、できあがりの絣イメージがわからず、
おもしろくありませんが・・・

うっすら色のついた糸に、濃い色を染めると、
このように、色の差は、ほとんど見えなくなります。

この括りで、いったんストップの予定（？）です。
うまくいけば。。

この季節は、機織りにとても良い気候です。
連休中は、お天気が続いたので、はかどりました。
染め作業は、晴れに限ります。

あとしまつや、仕立て作業は、おいておいて・・・
とにかく、織布制作を！！！

珍しく“黒”をやってみました。