釣田亜佐子 染織工房 asako tsurita textile studio

● カット

オリーブオイル100%石けん

このたびのオリーブ石けんは、
型だしのタイミングが悪かったのか?
キレイではありませんが・・・
適当な大きさにカットして、陽が当たらず、
通気のいい乾燥した場所で熟成させます。
6週間後に、やっと “完成” です。

最近は、カシミヤの仕上げ加工の縮絨の時に、
この手作りオリーブ石けんを使っています。
(市販の洗剤でも問題ないのですが・・・)

● 型出し

保温箱に入れて1日おく(3/14)

石けん完成ではありません。

発砲スチロールの箱の中で、
クリームのようにやわらかかったタネが、
しっかり固まりはじめます。

様子をみて、
牛乳パックの箱をカッターで切り開いて、
箱からタネを出します。
(まだゴム手袋必要です。)

● いよいよ型入れ

どろりとしたカスタード状

牛乳パックを利用して・・・

タネの表面に、絵が描けるくらいのかたさが、
型入れのタイミング。

タネを箱(牛乳パックの箱)に流し入れます。
←これを、発砲スチロールの保温箱にいれて、
1日寝かせます。
【オリーブオイル100%の石けん】
この段階で、石けん分は半分ほどで、
けん化反応の途中。
タネが皮膚につくと、ヒリヒリします。

● 冬の仕事、スタート!

メガネがないので・・・

20分、休まず混ぜ続けます。

ついに、“石けん作り”はじまりました。
秋口から冬にかけての乾燥してる時期が、
作りやすいそうです。
薬品を使う時には、メガネ、マスク、ゴム手袋が
必要です。
あと “気合い” も!

カスタードのようでおいしそうに見えますが、
今の時点では、とっても危険です。
直接皮膚につくと、かるいやけど状態です。

20分、しっかり混ぜたあとは、
時々、混ぜながら、固まるのを待ちます。

● シルク・カシミヤ 混

幅31~34×長さ160㎝くらい

素材の違いによって、縮み率に変化ができ、
“ワカメ” のよう。。
もっと、極端にウネが出ても良かったくらいです。
糸の組み合わせ、とり混ぜの率、組織によって、
変わってくると思います。